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第1回・第2回 スライド全文と構成案

スライドに入っている文字と発表者ノートを、そのまま書き出したものです。構成案は講義とワークの進行です。ライティングを他の人に頼むときは、この4つを渡します。

第1回は編集中のGoogleスライドから、第2回はPowerPoint(v6)から書き出しています。スライドを直したら、書き出し直して差し替えます。

第1回 スライド全文

32枚・Googleスライド版/7,594文字

# 第1回 デジタルマーケティングの全体設計(スライド全文・Googleスライド版)

## 1枚目
デジタルマーケティング実務者育成講座 | 第1回
デジタルマーケティングの
全体設計
講義 30分 + ワーク 30分 / 成果物:設計図シート
集客
つながる
購入
リピート
集客からリピートまでの流れを、この4段階で1枚の設計図にする
(発表者ノート)第1回のテーマは全体設計。前半30分で考え方を料理教室の例で見て、後半30分で自社の設計図を書く。ツールの話は第2回。

## 2枚目
COURSE MAP
全12回で、運用計画書を1冊つくる
第1〜4回
今日はここ
第5〜8回
第9〜12回
設計
運用
改善と定着
お客さまの流れと
入口を決める
配信・メニュー・
自動返信を組み立てる
測定して、
運用計画にまとめる
= 運用計画書 1冊
毎回のワークでシートを1枚つくる。12枚が、そのまま運用計画書の各章になる
(発表者ノート)講座全体は3ブロック。今日は「設計」の1回目。

## 3枚目
TOOLS
この講座で使うツールは2つ
公式LINE
配信ツール
+
お客さまとやり取りする場所になる。
登録した人に、案内や配信を送る
公式LINEにつないで使う。
相手ごとに送り分け、順番に送り、
予約を受ける
集客からリピートまでの案内と配信を、この2つで作る
第1回はツールを触らず、お客さまの流れを1枚に描く
ツールの用意と初期設定は第2回に行い、使い方は第3回から学ぶ
送る内容を先に決めてから、ツールを設定する
(発表者ノート)ツールを先に言い切る。第1回では設定も契約もしない。

## 4枚目
TODAY'S GOAL
今日のゴール
今日できるようになること
成果物
設計図シート(初稿)
初めてお店を知ったお客さまが、通い続けるまでの足取りを説明できる
集客からリピートまでの流れを1枚に描く
現状と理想の流れを、1枚の図に描ける
現状の流れと理想の流れを上下に描き、
お客さまが止まる場所を1つ選んで、
目標を書く
立ち止まっている場所を1つに絞り、いつまでに何を直すか決められる
まずはご自身の事業から商品を1つに絞って進めます。初稿なので完璧を目指さなくて大丈夫です。
(発表者ノート)ゴールは1枚の図。完璧でなくて初稿でよい。

## 5枚目
SHEET
設計図シートの3つの記入欄
① 対象:商品・お客さま・ゴール行動
①
対象
商品・お客さま・ゴール行動を1つに絞る
② 上段:現状
集客
つながる
購入
リピート
②
設計図
② 下段:理想
集客
つながる
購入
リピート
現状の流れと、目指したい理想の動線を並べる
③
止まる場所と目標
③ 止まる場所と、その目標
離脱している場所を1つ絞り、改善目標を決める
まずは「料理教室」の事例で全体の流れを掴み、後半のワークでご自身のアカウントに落とし込んでいきます。
(発表者ノート)いきなり自分の事業で考えると手が止まりやすいので、まずは料理教室をモデルケースに見ていきます。講義中はリラックスして画面を見ていてください。

## 6枚目
DEFINITION
デジタルマーケティングとは
SNS・広告・LINEなどをつなぎ、
お客さまに
「知る → 買う → 通い続ける」まで
迷わず進んでもらう道づくり。
図:接点を通って進むお客さま
(イラスト差し替え)
投稿することやツールを導入すること自体が目的ではありません。お客さまが次の行動へスムーズに進める「一本の動線」を用意することが本質です。
(発表者ノート)難しい定義は不要。「接点を使って、買う・続けるまで進んでもらう」だけ。

## 7枚目
WHY | 1
設計図がないと、どうなるか?
投稿を見る
?
離脱
投稿を見て興味を持っても、次にどこへ行けば
いいかわからない。
その結果、お客さまは迷って離脱してしまいます。(よくある失敗:投稿は毎日頑張っているのに、次の案内先がない)
図:次に行く場所がなく迷うお客さま
(イラスト差し替え)
(発表者ノート)よくある失敗は「投稿はしているのに、次の案内先がない」。

## 8枚目
WHY | 2
設計図があると、どうなるか?
投稿を見る
案内先
次の行動
購入
リピート
興味を持った人に「次に見る場所」が案内されていて、購入からリピートまで一本道でつながっている。
お客さまが途中で迷子にならず、最後まで自然に進めます。
図:ゴールまでつながった道
(イラスト差し替え)
(発表者ノート)左右の違いは「案内先が先に用意されていて、ゴールまでつながっているか」だけ。

## 9枚目
WHY | 3
設計図とは
入口からゴール(購入・リピート)まで、
お客さまが進む流れを最初に全部つなげて描く。
これを設計図と呼ぶ。
集客
つながる
購入
リピート
(発表者ノート)施策を個別に考える前に、流れを全部つなげて描く。

## 10枚目
HOW
全体設計から改善までの4ステップ
今日はここ
設計
実装
テスト
運用と改善
入口からゴールまでの動線を描き、直す場所を1つ決める
設計した案内や配信を、ツール(LINEなど)に組み込む
自分で実際に登録し、案内どおりに動くか確かめる
数字を見ながら、届いていなければ設計に戻って直す
個別の投稿や配信を考える前に、まずは全体の動線を決める。今日はその「設計」を完成させます。
(発表者ノート)設計図は描いて終わりではなく、実装→テスト→運用の起点。今日は設計だけ。

## 11枚目
① 対象 | 書き方と料理教室の例
① 対象
対象を決める
② 上段 現状
② 下段 理想
③ 止まる場所と目標
何を扱うか
料理教室の例
教材用の架空事例
商品・サービスを1つ決める
商品
初心者向け、月2回の料理コース
誰に届けるか
お客さま
料理の基本を学びたい社会人
対象のお客さまと、その困りごとを書く
困りごと
独学は不安。仕事と両立したい
どんな行動を増やすか
予約・購入・入会などのゴール行動を1つ決める
ゴール行動
体験参加のあと、有料入会する
商品が複数あっても、まずは1つに絞る
ワーク1で書く
(発表者ノート)複数事業がある人は、一番わかりやすい1つを選ぶ。

## 12枚目
② 設計図 | 書き方
① 対象
お客さまの流れを、4段階で見る
② 上段 現状
② 下段 理想
③ 止まる場所と目標
集客
つながる
購入
リピート
お客さまがすること
お客さまがすること
お客さまがすること
お客さまがすること
知る・興味を持つ
登録して、
こちらから連絡できる
状態になる
相談・体験して、
申し込む
もう一度買う・
使い続ける
(発表者ノート)4段階は型。まず「お客さまが何をするか」で見る。順序が違う事業もある。

## 13枚目
② 設計図 | 料理教室の例
料理教室だと、4段階はこうなる
教材用の架空事例
集客
つながる
購入
リピート
接点
接点
接点
接点
SNSの投稿
公式LINE
体験レッスン
月額コース
お客さまの行動
お客さまの行動
お客さまの行動
お客さまの行動
教室を知って、
興味を持つ
登録して、
体験日程を見る
参加して、
自分に合うか
確かめる
入会して、
続けて通う
自社の商品・接点・お客さまの行動に置き換えると何になるかを、後半のワークで書く
(発表者ノート)架空の料理教室で4段階を具体化。自社に置き換えながら聞いてもらう。

## 14枚目
② 設計図 | 書き方
① 対象
上段には、いまの流れ
② 上段 現状
② 下段 理想
③ 止まる場所と目標
集客
つながる
購入
リピート
現状
どこで知る?
どこへ案内?
どう申し込む?
購入後の案内は?
理想
いまやっていることを、そのまま書く
使っていない段階には「なし」、わからない項目には「要確認」と書き、空欄を残さない
接点の間に、お客さまに次に取ってほしい行動を書き添える
ワーク2で書く
(発表者ノート)上段は事実だけを書く。

## 15枚目
② 設計図 | 料理教室の例
料理教室の上段
教材用の架空事例
集客
つながる
購入
リピート
現状
SNSで教室を知る
公式LINEに登録して
体験日程を見る
体験に参加。
お礼と申込案内は
当日に1通だけ
翌月の日程を案内
料理教室のいまの流れを、4段階に分けて書いた。
(発表者ノート)料理教室の上段。

## 16枚目
② 設計図 | 書き方
① 対象
お客さまが止まる場所の探し方
② 上段 現状
② 下段 理想
③ 止まる場所と目標
上段(現状)を左からたどりながら、各段階で次の問いを投げかけます。
次の行動に進むために必要な情報が、お客さまにちゃんと届いているか?
必要な情報は商品によって違います(料金、日程、申込方法、検討中の後追いなど)
届いていない段階を1つ見つけます。
そこが最初に改善する場所です。
(発表者ノート)必要なものは商品によって違う。「受け取れていない場所」を見つけるのが目的。

## 17枚目
② 設計図 | 料理教室の例
料理教室の事例で考えてみましょう
料理教室の場合
体験レッスンが終わったあと、「少し考えます」と帰られたお客さま。そのあと、どうなっているでしょうか?
(発表者ノート)受講者に「当日の案内だけで後追いがないと、そのまま検討が終わってしまいますよね」と語りかけ、少し考える間を取る。

## 18枚目
② 設計図 | 料理教室の例
体験のあと、後追いをしていない
教材用の架空事例
体験の当日
翌日から
1〜2週間後
お礼と申込案内を送る。
「考えます」と返事が来る
教室からは何も送らない。
本人からの連絡を待っている
日がたち、連絡しないまま
検討が終わる
当日の案内までは、できている。申し込んでいない人への後追いが足りない。
後追いがないまま検討が終わる。ここで止まる。
止まる場所は「購入」の段階。当日の1通だけでは、申し込んでいない人が入会まで進まない
(発表者ノート)当日の案内はしている。ないのは、そのあとの後追い。ツールの話はしない。

## 19枚目
② 設計図 | 書き方
① 対象
下段には、理想の流れ
② 上段 現状
② 下段 理想
③ 止まる場所と目標
集客
つながる
購入
リピート
現状
理想
印がついた所を
書き直す
印がついた場所を1つ選び、そこだけ書き直す
変えない段階には「同じ」と書き、全部を一度に変えない
書き直した所に、お客さまの次の行動を書き添える
ワーク2で書く
(発表者ノート)理想は最初に直す1か所だけ。残りは「同じ」。

## 20枚目
② 設計図 | 料理教室の例
料理教室の下段
教材用の架空事例
集客
つながる
購入
リピート
現状
SNSで教室を知る
公式LINEに登録して
体験日程を見る
体験に参加。
お礼と申込案内は
当日に1通だけ
翌月の日程を案内
今回の改善
理想
同じ
同じ
同じ
申し込んでいない人に
翌日と数日後に
後追いを送る
料理教室では、購入の段階だけを書き直した。当日の案内はそのままにして、申し込んでいない人に翌日と数日後に後追いを送る。
(発表者ノート)変えたのは購入の1か所だけ。何で送るかは第2回。

## 21枚目
③ 止まる場所と目標 | 書き方
① 対象
現状は事実、理想は仮説
② 上段 現状
② 下段 理想
③ 止まる場所と目標
現状 = 事実
理想 = 仮説
確認すること
試すこと
当日の案内のあと、何か送っているか
体験から入会までに、何日かかっているか
翌日に、申し込んでいない人へ送る
数日後に、もう一度送る
理想は仮説なので、試したあとに目標の数字が増えたかを見て、増えなければ見直す
(発表者ノート)理想は仮説。1か所だけ変えて試し、数字を見て見直す。

## 22枚目
③ 止まる場所と目標 | 書き方
① 対象
改善目標を決める「4つの問い」
② 上段 現状
② 下段 理想
③ 止まる場所と目標
何を
増やしたい行動(例:有料入会者数)
どれだけ
現状の数字と目標の数字(例:月4人 → 6人)
いつまでに
具体的な期限(例:後追いを始めた翌月末)
どう確かめる
確認する記録(例:入会台帳の初回支払い)
※難しいフレームワークは不要です。この4つの問いに答えられる目標を立てましょう。
人数・予算・対応力から見て、無理のない数字かも確認する
(発表者ノート)SMARTという言葉より、4つの問いに答えられるかで判断。

## 23枚目
③ 止まる場所と目標 | 料理教室の例
料理教室の目標を、4つの問いで書く
教材用の架空事例
何を
月の有料入会者数
どれだけ
4人 → 6人
いつまでに
後追いを始めた翌月末
どう確かめる
入会台帳で、初回支払いを数える
設計図シートの③に書く。数字は教材用に仮で置いている。いまの数字がわからなければ「要確認」と書く。
(発表者ノート)4つの問いが全部入った例。シートの③に書く。数字は例。

## 24枚目
③ 止まる場所と目標 | 書き方
数字がわからないときは「要確認」と書く
空欄を埋めるために、数字を作らない。
「要確認」と書く
確認先と期限を決める
現状から目標を置く
わからない項目は、そのまま
「要確認」と記入する
誰に、いつまでに聞くかを
横に書く
確認できた数字をもとに、
無理のない目標にする
確認するのは、いまの件数、受け入れられる枠、記録がある場所の3つ
ワーク3で書く
(発表者ノート)数字を作ると、次回以降の測定が全部ずれる。「要確認」+確認先と期限まで。

## 25枚目
WORKSHOP
ワークの進め方(30分)
30分
8分
12分
5分
5分
ワーク1
ワーク2
ワーク3
仕上げ
対象を決める
設計図を描く
止まる場所と目標
チェックと1分説明
シートの①
シートの②
現状6分+理想6分
シートの③
チェックリストで
確認して話す
Googleスプレッドシートに記入する。動画受講の人は一時停止して記入する
(発表者ノート)時間配分は目安。ワーク2が一番重いので、現状6分・理想6分で区切る。

## 26枚目
WORK 1
① 対象
ワーク1 対象を決める
② 上段 現状
8分
② 下段 理想
動画受講の人は、ここで一時停止して記入
③ 止まる場所と目標
Q1
何を扱うか
① 対象:商品・お客さま・ゴール行動
商品・サービスを1つ決める
② 上段:現状
集客
つながる
購入
リピート
Q2
誰に届けるか
対象のお客さまと、その困りごとを書く
② 下段:理想
集客
つながる
購入
リピート
Q3
どんな行動を増やすか
③ 止まる場所と、その目標
予約・購入・入会などのゴール行動を1つ決める
商品が複数あっても、まずは1つに絞る
(発表者ノート)ここでシートの①を書く。8分で切る。

## 27枚目
WORK 2 | 前半
① 対象
ワーク2 前半 いまの流れを、上段に描く
② 上段 現状
6分
② 下段 理想
動画受講の人は、ここで一時停止して記入
③ 止まる場所と目標
集客
つながる
購入
リピート
お客さまは、
どこで知るか
興味を持った人を
どこへ案内して
いるか
相談・体験・申込は
どう進むか
購入のあと、
どんな案内を
しているか
使っていない段階には「なし」、わからない項目には「要確認」と書き、空欄を残さない
(発表者ノート)いまやっていることを、そのまま書く。

## 28枚目
WORK 2 | 後半
① 対象
ワーク2 後半 止まる場所に印をつけ、下段を描く
② 上段 現状
6分
② 下段 理想
動画受講の人は、ここで一時停止して記入
③ 止まる場所と目標
各段階で聞くこと
下段に書くこと
次の行動に進むために必要な情報が、お客さまにちゃんと届いているか?
印がついた1か所だけを書き直す
届いていない段階に印をつける
残す段階は「同じ」と書く
印は1つに絞る
お客さまの次の行動を書き添える
現状と理想は、必ず分けて書く
(発表者ノート)上段の止まる場所を見て、下段では足りない案内だけを補う。

## 29枚目
WORK 3
① 対象
ワーク3 止まる場所と目標
② 上段 現状
5分
② 下段 理想
動画受講の人は、ここで一時停止して記入
③ 止まる場所と目標
止まる場所・理由
どこで止まるか、なぜそこかを書く
目標・期限
何を、どれだけ、いつまでに増やすか
確認方法
どの記録で確かめるか
不明点
何を、誰に、いつまでに確認するか
現状の数字がなければ、数字を確認することを最初の行動にする
(発表者ノート)止まる場所は1つ。目標は4つの問い。数字がなければ「要確認」+確認先と期限。

## 30枚目
FINISH | 1
完成チェック
5分
対象
商品・お客さま・ゴール行動が1つに絞れている
設計図
現状と理想が分かれ、購入後まで描けている
つながり
各段階で、お客さまの次の行動がわかる
止まる場所
1か所に印があり、理由が書けている
目標
期限と確認方法がある。不明点には確認先がある
5つ全部に印がつけば、設計図シートの初稿は完成
(発表者ノート)受講者の自己確認用。

## 31枚目
FINISH | 2
自分の設計図を、1分で説明する
誰を、どこから集めて、どの行動につなげるかを話す。
購入後の案内と、止まる場所も入れる。
動画受講
チェックリストで自己確認
集合研修
ペアで1分ずつ共有
(発表者ノート)声に出して説明すると、抜けに自分で気づける。

## 32枚目
NEXT
今日できたものと、次回
今日できたもの
次回 | 第2回
設計図シート(初稿)
案内を届けるツールを用意する
現状と理想の流れ、止まる場所、その目標を書いた。
下段の案内は、まだお客さまに届いていない。
公式LINEと配信ツールを用意して、初期設定を終える。直す場所が集客でも購入後でも、ツールは同じ。
自分の止まる場所を作る回
集客・つながる
購入
リピート
目標の測定
第3回(入口)、第4回(分類)
第5〜8回(配信、分岐、メニュー、予約)
第9回
第10回
(発表者ノート)ツールは第2回で用意する。各自の止まる場所は、対応する回で作る。

第1回 構成案

講義とワークの進行/4,502文字

---
tags:
  - リスキリング
  - 講座設計
  - 教材制作
status: 構成案・レビュー前
---

> 最終更新: 2026-09-08(v2。講座の前提を冒頭に置き、料理教室の例を「お客さまが止まる場所」から組み直した)

## 第1回:デジタルマーケティングの全体設計

構成案 v2。2026-09-08に全面改訂。v1と、9月6日のスライド改変(料理教室の例を「つながる段階がない」にした版)は、第1回の途中で「LINEが要る」という結論に持っていく組み立てになっていた。v2では、この講座が公式LINEと配信ツールで流れを作る講座であることを冒頭の講座紹介で言い切り、第1回の本編ではツールの話をしない。設計図と、直す1か所は、お客さまの行動だけから決める。

## この回のゴール

**自社の「集客 → つながる → 購入 → リピート」の現状と理想を1枚に描き、お客さまが止まる場所を1つ選んで、目標を決める。**

- 対象:企業の集客・顧客対応・販促の実務を担う方、これから担当する方。専門知識やツール操作の経験は前提にしない。
- 講座の前提:この講座は、公式LINEと配信ツールを使って、集客からリピートまでの流れを作る。冒頭の講座紹介で伝える。第1回ではツールを触らない。
- 時間:講義30分+ワーク30分=60分。
- 成果物:「設計図シート」の初稿(申請書類ではT01 集客の全体図シート)。上段に現状、下段に理想。
- 準備:自社の商品・顧客・集客方法がわかるメモ。受講前ヒアリングがあれば転用する。
- ワークの題材:本文の「自社」は、設計を当てはめる事業を指す。受講対象を現在の自社マーケティング担当者に限定する意味ではない。

受講後にできることは、①お客さまの流れを4段階で説明する、②現状の図と理想の図を描く、③止まる場所を1つ選び、目標を決める、の3点。

## 全体構成・時間配分

| 時間 | 区分 | 内容 | 到達点 |
|---|---|---|---|
| 0〜8分 | 講義1 | 講座の全体像と、第1回でつくるもの | 講座の前提・基本用語・今日のゴールを理解する |
| 8〜18分 | 講義2 | 集客からリピートまでを4段階で整理する | 各段階でお客さまが何をするかを理解する |
| 18〜30分 | 講義3 | 止まる場所を見つけて、理想と目標を決める | 現状・理想・目標の書き方を理解する |
| 30〜38分 | ワーク1 | 対象の商品・顧客・ゴール行動を決める | 今回設計する範囲を絞る |
| 38〜50分 | ワーク2 | 現状と理想の流れを描く | 設計図シートの上下2段を記入する |
| 50〜55分 | ワーク3 | 止まる場所と目標を1つ決める | 最初に取り組むことを明確にする |
| 55〜60分 | 振り返り | 完成チェックと次回への接続 | 自分の設計図を短く説明する |

講義の8分・10分・12分は教材設計シートを踏襲。動画受講は一時停止して記入し、最後に自己チェックをする。集合研修では最後の5分をペア共有に置き換えられる。

## 講義1:講座の全体像と、第1回でつくるもの(8分)

### 1-1. この講座でできるようになること(2分)

- 集客から購入・継続利用までの流れを、自分で設計し、動かし、直せるようになる講座。
- ツールは公式LINEと配信ツール。この2つで、お客さまへの案内と配信を作る。第2回で用意する。第1回はツールを触らない。
- 全12回を「設計(第1〜4回)→ 運用(第5〜8回)→ 改善と定着(第9〜12回)」で紹介する。毎回1枚のシートを作り、最後に運用計画書にまとめる。

### 1-2. デジタルマーケティングとは何か(2分)

- SNS・広告・LINEなどの接点を使い、お客さまに知ってもらい、購入や継続利用まで進んでもらう活動。
- 「施策」は、投稿・配信・体験会の案内など、目的のために行う具体的な取り組み。
- 「ゴール行動」は、予約・購入・継続利用など、お客さまに取ってほしい行動。投稿やツールの導入は目的ではない。

### 1-3. 今日のゴールと完成見本を見る(2分)

- 設計図シートの記入例(料理教室)を見せ、60分後の完成イメージを共有する。
- 今日はこの設計図を自分の事業に当てはめ、現状と理想を描き、止まる場所を1つ決める。

### 1-4. なぜ設計図から始めるのか(2分)

- 投稿を見て興味を持っても、次に行く場所がなければお客さまは消える。
- 投稿や配信を個別に考える前に、入口からゴールまでの道を1本描く。
- 「設計 → 実装 → テスト → 運用しながら改善」の順序を示す。今日は設計だけ。

## 講義2:集客からリピートまでを4段階で整理する(10分)

### 2-1. お客さまの流れを4つに分ける(4分)

- 集客:知る、興味を持つ。
- つながる:登録して、こちらから連絡できる状態になる。
- 購入:相談・体験して、申し込む。
- リピート:もう一度買う、使い続ける。

4段階は整理の型。すべてのお客さまが同じ順序を通るとは限らない。自社の経路に合わせる。

### 2-2. 媒体の名前ではなく、お客さまの行動で考える(3分)

- 広告・SNS:知ってもらう。
- 登録先:あとから連絡できる状態にする。
- 予約・購入ページ:申し込む場所。
- 利用後の案内:次回につなげる。

### 2-3. 料理教室の例(3分)

架空の料理教室。現状の流れは「SNSで教室を知る → 公式LINEに登録して体験日程を見る → 体験に参加する → 入会して通う」。登録、体験の申込、有料の入会は別の行動として区別する。

例の見せ方は、ツールではなくお客さまの行動から入る。「体験のあと、「考えます」と帰った人は、そのあとどうなるか」と問い、次の行動に必要なものが届いているかを確かめる練習にする。

## 講義3:止まる場所を見つけて、理想と目標を決める(12分)

### 3-1. 最終的に増やしたい行動を決める(3分)

- 登録者数ではなく、予約・購入・継続など事業上の成果を1つ決める。
- 一つの商品、一つの顧客層に絞る。
- 相談や体験を途中の目標にする場合は、購入とのつながりも書く。

### 3-2. 現状と理想を上下2段で描く(5分)

- 上段:いまある入口・案内・申込先・購入後の案内を並べる。いまの事実だけを書く。
- 止まる場所:各段階で「次に進むのに要るものは、届いているか」と確かめる。届いていない段階に印をつける。
- 下段:印がついた1か所だけを書き直す。変えない段階は「同じ」と書く。

料理教室の例:止まるのは「購入」の段階。当日にお礼と申込案内は送っているが、そのあとの後追いをしていない。下段は「申し込んでいない人に、翌日と数日後に後追いを送る」。ほかの3段階は「同じ」。

### 3-3. 目標を決める(4分)

- 目標は4つの問いで決める。何を、どれだけ、いつまでに、どう確かめるか。
- 料理教室の例:月の有料入会者数を4人から6人に。フォロー案内を始めた翌月末まで。入会台帳で初回支払いを数える。数字は教材用の仮置き。
- 現状の数字がわからないときは「要確認」と書き、確認先と期限を書く。数字を作らない。

## ワーク:自社の設計図をつくる(30分)

### ワーク1:対象を決める(8分)

商品・サービス、対象顧客と困りごと、最終的なゴール行動を記入する。複数事業がある場合も、まず1つを選ぶ。

### ワーク2:現状と理想を描く(12分)

- 前半6分:現在の流れを4段階で描く。使っていない接点は「なし」、不明な部分は「要確認」と書く。空欄にしない。
- 後半6分:各段階で「次に進むのに要るものは、届いているか」と確かめ、届いていない段階に印をつける。下段は、印がついた1か所だけ書き直す。

### ワーク3:止まる場所と目標を決める(5分)

止まる場所、その理由、目標を1つずつ記入する。現在値が不明なら、必要なデータの確認を最初の行動にする。

### 振り返り:完成チェック(5分)

- [ ] 対象の商品・顧客・ゴールが1つに絞れている。
- [ ] 現状と理想が分かれており、購入後まで確認できる。
- [ ] 各段階で、お客さまが次にすることが読める。
- [ ] 止まる場所と、選んだ理由が1つ書かれている。
- [ ] 目標に期限と確認方法がある。不明な数値には確認先がある。

最後に「誰を、どこから集め、何を経由して、どの行動につなげ、利用後にどうフォローするか」を1分で説明する。

### 振り返り:次回への接続

- 今日決めた「止まる場所」を直すには、下段に書いた案内をお客さまに届ける必要がある。
- 次回(第2回)は、それを届けるツール(公式LINEと配信ツール)を用意して、初期設定を終える。直す場所が集客でも購入後でも、ツールは同じ。
- 自分の止まる場所を作る回:集客・つながる(入口)は第3回と第4回、購入(案内・配信・予約)は第5〜8回、リピートは第9回。目標の測定は第10回。

## 設計図シートに必要な項目(記入版の構成)

1. 対象の商品・顧客・ゴール行動
2. 現状の流れ(上段)
3. 理想の流れ(下段)
4. 止まる場所と、その理由
5. 目標・期限・確認方法。不明点と確認先

今回つくるのは初稿。後続回で具体化し、第12回の運用計画書に統合する。

## この回では扱わないこと

- 公式LINE・配信ツールの契約、開設、設定:第2回。
- 登録の入口、経路の計測、顧客の分類、配信の中身:対応する後続回。
- 広告運用の細かな設定、画像制作、システム開発。

## 参照元と制作上の扱い

- [公開ダッシュボードのカリキュラム](https://r274-dm-course-dashboard.pages.dev/#curriculum):第1回の正式テーマ、60分構成、シートの位置づけ。
- [[260903_教材設計シート_全12回]]:第1回の学習目標、講義3章の時間配分、ワーク案。
- WS 002-002「まずはLINE設計図を作ろう」:逆算思考、設計の目的、顧客の流れ。
- WS 002-003「LINE運用の目標を正しく設定しよう」:目標設定とチェック項目。

正式テーマと時間枠は既存案を維持。講座の前提を冒頭に置く構成、料理教室の例の組み立て、自己チェック、ワーク内の配分は今回の提案。既存WS素材は自社の実務担当者向けに書き換え、受託側の営業・価格の話は含めない。

第2回 スライド全文

29枚・v6/7,895文字

# 第2回 マーケティング基盤の構成と連携範囲(スライド全文)

## 1枚目
デジタルマーケティング実務者育成講座 | 第2回
マーケティング基盤の
構成と連携範囲
講義 30分 + ワーク 30分 / 成果物:使うツールの整理シート
公式LINE
配信ツール
既存システム
案内を届けるツールを用意して、初期設定を終える
(発表者ノート)第2回はツールを用意する回。公式LINEに配信ツールをつないで運用する前提。比較や選定はしない。

## 2枚目
COURSE MAP
全12回で、運用計画書を1冊つくる
第1〜4回
今日は2回目
第5〜8回
第9〜12回
設計
運用
改善と定着
お客さまの流れと
入口を決める
配信・メニュー・
自動返信を組み立てる
測定して、
運用計画にまとめる
1枚目は完成した。今日は2枚目をつくる
第1回で描いた設計図を動かすツールを、今日用意する
(発表者ノート)今日は「設計」の2回目。

## 3枚目
RECAP | 第1回の振り返り
第1回で決めたこと
集客
つながる
購入
リピート
設計図シートに、4段階ごとの現状と理想、止まる場所を1つ書いた。
下段に書いた案内は、まだお客さまに届いていない。届けるには、送る場所と送る仕組みが要る。
今日はそのツールを用意する。直す場所が集客でも購入後でも、ツールは同じ
(発表者ノート)設計図シートを手元に出してもらう。

## 4枚目
RECAP | 第1回の振り返り
料理教室の例
教材用の架空事例
第1回で決めた止まる場所
当日にお礼と申込案内は送っているが、そのあとの後追いをしていない。
下段には「申し込んでいない人に、翌日と数日後に後追いを送る」と書いた。
体験に参加
翌日と数日後に
後追いを送る
検討して入会
これを届けるには、送る場所と、体験者だけに送る仕組みが要る。今日はその2つを用意する
(発表者ノート)ツールの話はここから。第1回では出していない。

## 5枚目
TODAY'S GOAL
今日つくるもの
シートに書く4つのこと
成果物
使うツールの
整理シート(初稿)
いま持っているものを書き出す
12の機能に「使う/使わない」の印をつける
講義のあとのワークで、
自社の分を書いて完成させる
既存システムをつなぐか決める
初期設定に担当と期限を付ける
題材は第1回と同じ事業で、設計図シートを手元に置く
(発表者ノート)完成形は1枚の整理シート。初稿でよい。

## 6枚目
SHEET
整理シートの4つの記入欄
①
②
③
④
いま持って
いるもの
使う機能
既存システムを
つなぐか
初期設定と通数
公式LINE、配信ツール、予約台帳、顧客リストの有無と置き場所を書く
12の機能に「使う/使わない」の印をつけ、理由をひとことで書く
つながない/手作業でつなぐ/配信ツールで置き換える、から選ぶ
未設定の項目に担当と期限を書き、配信数 × 登録者数で通数を見込む
講義では料理教室の例で①〜④を順に見て、自社の分は後半のワークで書く
(発表者ノート)①〜④の順で講義を進める。

## 7枚目
TOOLS
ツールは2つ。既存システムは分けて考える
本体
追加
社内の既存システム
公式LINE
配信ツール
予約台帳・レジ・顧客リスト
お客さまとやり取りする場所になる。
1対1のチャット、一斉配信、
自動応答、メニューが使える
公式LINEにつないで使う。
送り分け、順に送る配信、
予約受付、登録経路の計測を足す
すでに使っているものを指す。
LINEとつなぐか、転記で回すかを
今日決める
この講座は、公式LINEに配信ツールをつないで運用する。既存システムは、つなぐか転記で回すかを決める
(発表者ノート)スライドの表題は業務名。口頭と実画面では製品名を出してよい。

## 8枚目
② 使う機能 | 公式LINE
① いま持っているもの
公式LINEでできる5つ
② 使う機能
③ 既存システムをつなぐか
④ 初期設定と通数
1対1のチャット
一斉配信
自動応答
個別にやり取りする。
予約の受付や質問への返事に使う
全員、または絞り込んだ相手に
同じ内容を送る
キーワードに返信する。
営業時間、料金、アクセスの質問に返す
メニュー
あいさつメッセージ
この講座での扱い
公式の有料オプションで顧客台帳やフォームも足せるが、この講座では配信ツール側で扱う
トーク画面の下に固定で出る。
予約、料金、質問の入口になる
友だち追加の直後に
自動で1通送る
お客さまとやり取りする場所は、公式LINEになる
(発表者ノート)公式LINE単体でできる5つ。

## 9枚目
② 使う機能 | 配信ツール
① いま持っているもの
配信ツールで足せる7つ
② 使う機能
③ 既存システムをつなぐか
④ 初期設定と通数
登録経路の計測
回答フォーム
送り分け(タグ)
どの入口から来たか数える
アンケートや申込を受ける
相手を属性や行動で分けて送る
順に送る配信
予約受付・前日の知らせ
メニューの出し分け
登録後に日を空けて順に送る
空き枠を見せて受け付け、前日に知らせる
相手ごとにメニューを変える
友だち情報欄
公式LINEにつないで使う。「誰に、いつ、何を」を分けて送るための機能がそろう
顧客ごとの情報を持つ
設計は第3回以降で回ごとに扱う。今日は、あるものを知って印をつける
(発表者ノート)配信ツールにしかない7つ。

## 10枚目
② 使う機能 | 一覧
① いま持っているもの
12の機能は、どちらにあるか
② 使う機能
③ 既存システムをつなぐか
④ 初期設定と通数
機能
どちらにあるか
見方
1対1のチャット
公式/配信ツール
一斉配信
公式/配信ツール
上の5つは公式LINEにある。配信ツールをつなぐと、同じ機能を配信ツール側でも使える
下の7つは配信ツールにしかない
両方にある機能は、配信ツール側で使う
自動応答
公式/配信ツール
メニュー
公式(出し分けは配信ツール)
あいさつメッセージ
公式
登録経路の計測
配信ツール
回答フォーム
配信ツール
送り分け(タグ)
配信ツール
順に送る配信
配信ツール
予約受付・前日の知らせ
配信ツール
メニューの出し分け
配信ツール
友だち情報欄
配信ツール
整理シートの②は、この12行に「使う/使わない」の印をつける
(発表者ノート)この12行が整理シート②になる。

## 11枚目
② 使う機能 | 注意
① いま持っているもの
送る画面は1つに決める
② 使う機能
③ 既存システムをつなぐか
④ 初期設定と通数
公式LINEの管理画面
配信ツールの画面
1対1チャット
一斉配信
1対1チャット
一斉配信
自動応答
契約・基本設定
自動応答
送り分け・予約・計測
両方から返信すると、履歴が2か所に分かれる。誰が何を送ったか追えなくなる
配信ツールをつないだら、送る画面は配信ツールに決める
公式LINEの管理画面は、契約と基本設定の確認に使う
機能が両方にある場合は、配信ツール側で使う
(発表者ノート)送る画面を決めないと履歴が割れる。

## 12枚目
② 使う機能 | 料理教室の例
料理教室が使う機能
教材用の架空事例
申し込んでいない体験者だけへ、翌日と数日後に後追いを送る。これを動かすために、印をつけた。
機能
使うか
理由
1対1のチャット
使う
体験後の後追いを、まず手で送る
使う
一斉配信
使う
翌月の日程を会員に送る
自動応答
料金・アクセスの質問に返す
メニュー
使う
体験日程、料金、アクセス、質問の入口にする
あいさつメッセージ
使う
登録直後に体験日程の見方を送る
登録経路の計測
使う
SNSと店頭のどちらから来たか数える
回答フォーム
使う
体験の申込を、いまの予約フォームから移す
送り分け(タグ)
使う
体験者と会員を分けて送る
順に送る配信
使わない
今は手で送る。人数が増えたら見直す
予約受付・前日の知らせ
使わない
体験は月2回の固定日。申込はフォームで足りる
メニューの出し分け
使わない
会員区分が1つしかない
友だち情報欄
使わない
顧客リストはExcelのままにする
使うが8つ、使わないが4つ。「使わない」にも理由をひとこと書く
ワーク2で書く
(発表者ノート)翌日と数日後の後追いはまず1対1チャットで手で送る。人数が増えたら送り分けと順に送る配信。

## 13枚目
② 使う機能 | 書き方
① いま持っているもの
印は「使う」か「使わない」の2つ
② 使う機能
③ 既存システムをつなぐか
④ 初期設定と通数
使う
使わない
自社の流れで、お客さまに送る・受けるのに要る。理由をひとこと書く
今は要らない。理由をひとこと書く。後から「使う」に変えてよい
迷ったら「使う」にする。機能は後から外せる。設定するのは第3回以降で、今日は印をつけるだけにする。
12行すべてに印がつけば、②は完成
(発表者ノート)2択。迷ったら使う。

## 14枚目
③ 契約・通数
① いま持っているもの
契約と通数の数え方
② 使う機能
③ 既存システムをつなぐか
④ 初期設定と通数
公式LINE
配信ツール
+
月あたりの通数の枠
月あたりの通数の枠
契約と料金が別にある
契約と料金が別にある
費用は分けて確認する。配信ツールの料金に、公式LINEの料金は含まれない
片方の枠が残っていても、もう片方が尽きた時点で送れなくなる
配信ツール経由の配信は、両方の枠を使う
送れる通数は、2つの枠のうち小さい方までになる
(発表者ノート)別契約、別料金。通数は両方の上限。

## 15枚目
③ 契約・通数
① いま持っているもの
通数を使う配信、使わない返信
② 使う機能
③ 既存システムをつなぐか
④ 初期設定と通数
通数を使う
使わないものがある
こちらから送るもの
お客さまの操作に返すもの
一斉配信
日を空けて順に送る配信
リマインド
個別トークからの送信
テスト送信
友だち追加時のあいさつ
キーワードへの自動応答
メニューのタップへの返信
複数の吹き出しを続けて返す設定では、2つ目以降を数えることがある。開設後に、1回の操作で何通減るかをテストで確かめる。
こちらから送る配信は通数を使う。お客さまの操作に返すものは、使わない場合がある
(発表者ノート)例外はテストで確認。

## 16枚目
③ 契約・通数
① いま持っているもの
必要な通数の見込み
② 使う機能
③ 既存システムをつなぐか
④ 初期設定と通数
1人あたりの月間配信数 × 月間の登録者数 = 必要な通数
桁の目安
料理教室の例(教材用の架空事例)
1人に1日3通のシナリオへ、
月500人が入ると
月4通(日程案内2、体験案内1、後追い1)
× 60人
その日だけで 1,500通になる
月 240通(3か月後の仮置き)
プランは上げると戻せない場合がある。月間の配信数から選ぶ
ワーク3で書く
(発表者ノート)数字がなければ「要確認」。

## 17枚目
③ 契約・通数
① いま持っているもの
料金の書き方
② 使う機能
③ 既存システムをつなぐか
④ 初期設定と通数
料金、無料期間、解約の条件は変わる。シートには金額を書かない。
確認先を書く
確認日を書く
課金日を数える
公式の料金ページか、
管理画面の契約情報を見る
いつ見た情報かを
横に残す
無料期間は契約日を基準に数え、
数日前までに確認を終える
金額を書いたシートは、次に見た人が古い数字で判断する
(発表者ノート)教材でも金額は書かない。

## 18枚目
③ 連携の注意
① いま持っているもの
連携でやり直しがきかない操作
② 使う機能
③ 既存システムをつなぐか
④ 初期設定と通数
ツールを替えたあと、旧ツールを解約し忘れる
連携を切っても料金は止まらない。解約は別の手続きが要る
元に戻せるか確かめずに、ツールを替える
同じ公式LINEに再連携できない場合がある
無料期間の終わりを、月末で数える
契約日を基準に数え、数日前までに移行と確認を終える
操作の手順は、別動画の実画面録画で確認する
(発表者ノート)講義では順番の失敗だけ示す。

## 19枚目
③ 既存システム
① いま持っているもの
既存システムは、つなぐか、つながないか
② 使う機能
③ 既存システムをつなぐか
④ 初期設定と通数
予約台帳、レジ、顧客リスト、会員サイト。いま使っているものごとに、3つから選ぶ。
つながない
手作業でつなぐ
配信ツールで置き換える
LINEとは別のまま運用する。
決済や会計はここに入る
URLの案内、CSVの出し入れ、
転記で回す。
月の件数が少ないうちはここから始める
機能で置き換えられるものを移す。
例:紙の予約台帳を、
配信ツールの予約受付にする
「開発してつなぐ」はこの講座では扱わない。毎日の転記で回らなくなったら、要件を書いて専門家に相談する
(発表者ノート)3択。開発は対象外。

## 20枚目
③ 既存システム | 料理教室の例
予約フォーム、会員リスト、決済はどうするか
教材用の架空事例
既存システム
どうするか
理由
いまの予約フォーム
体験の申込を配信ツールの回答フォームに移す。申込がそのまま登録者の記録になる
配信ツールで置き換える
Excelの会員リスト
月20件未満で、CSVの出し入れで回る。増えたら見直す
手作業でつなぐ
現金・振込の決済
つながない
LINEとは別に運用する
開発してつなぐものは、料理教室の例では1つもない
ワーク2で書く
(発表者ノート)3つとも開発なし。

## 21枚目
④ 初期設定
① いま持っているもの
開設してから配信を始めるまでに終えること
② 使う機能
③ 既存システムをつなぐか
④ 初期設定と通数
アカウント基本情報
あいさつメッセージ
応答設定
名前、画像、業種を入れる
登録直後の1通を書く
チャットか自動応答かと、応答時間を決める
権限・管理者
メニュー
プロフィール
誰が何をできるかを決める
仮の構成で置く。本設計は第7回
営業時間、住所、電話、案内文を入れる
送る画面を1つに決める
つないだら配信ツール側で送る
未設定の項目に担当と期限を書く。操作の手順は別動画の実画面録画で確認する
ワーク3で書く
(発表者ノート)7項目。操作は別動画。

## 22枚目
WORKSHOP
ワークの進め方(30分)
30分
10分
10分
5分
5分
ワーク1
ワーク2
ワーク3
仕上げ
いま持っているもの
使う機能と
既存システム
初期設定と通数
チェックと1分説明
整理シートの①
整理シートの②③
整理シートの④⑤
チェックリストで
確認して話す
Googleスプレッドシートに記入する。動画受講の人は一時停止して記入する
(発表者ノート)時間配分は目安。

## 23枚目
WORK 1
① いま持っているもの
ワーク1 いま持っているもの
② 使う機能
10分
③ 既存システムをつなぐか
④ 初期設定と通数
公式LINE
有無、アカウント名、認証の有無、ログインできる人を書く
配信ツール
有無、ツール名、プラン、契約日と課金日、管理者を書く
既存システム
予約の受け方、決済・レジ、顧客リスト、ホームページ・SNSを書く
顧客情報の置き場所
名前、連絡先、来店履歴が今どこにあるかを書く
動画受講の人は、ここで一時停止して記入
分からない項目は「要確認」と書き、誰に聞くか、どの画面を見るかを添える
(発表者ノート)整理シートの①。10分で切る。

## 24枚目
WORK 2
① いま持っているもの
ワーク2 使う機能と、既存システム
② 使う機能
10分
③ 既存システムをつなぐか
④ 初期設定と通数
② 使う機能
③ 既存システムをつなぐか
12の機能に「使う/使わない」の印をつける
予約、決済、顧客リスト、HP・会員サイトごとに1行書く
理由をひとこと書く
「つながない/手作業でつなぐ/配信ツールで置き換える」を選ぶ
迷ったら「使う」にする。後から外せる
理由をひとこと書く
動画受講の人は、ここで一時停止して記入
設定はしない。今日は印と理由を書くだけにする
(発表者ノート)整理シートの②③。

## 25枚目
WORK 3
① いま持っているもの
ワーク3 初期設定と通数
② 使う機能
5分
③ 既存システムをつなぐか
④ 初期設定と通数
初期設定チェック
7項目のうち未設定のものに、担当と期限を書く
通数の見込み
1人あたりの月間配信数 × 見込み登録者数で見込む。数字がなければ「要確認」と確認先を書く
費用
金額は書かず、確認先、確認日、次回課金日を書く
不明点
何を、誰に、いつまでに確認するか
動画受講の人は、ここで一時停止して記入
設定の操作手順は、別動画の実画面録画で確認する
(発表者ノート)整理シートの④⑤。

## 26枚目
FINISH | 1
完成チェック
5分
持ち物
いま持っているものと、顧客情報の置き場所が書けている。不明な項目には確認先がある
機能
12の機能すべてに「使う/使わない」の印と理由がある
既存システム
つなぐかどうかと理由がある
設定
未設定の項目に、担当と期限がある
通数
見込みか「要確認」がある。金額は確認先と確認日で管理している
5つ全部に印がつけば、整理シートの初稿は完成
(発表者ノート)受講者の自己確認用。

## 27枚目
FINISH | 2
使う機能を1分で説明する
公式LINEで使う機能と、配信ツールで使う機能を話す。
つながないものと、最初に設定することも入れる。
動画受講
チェックリストで自己確認
集合研修
ペアで1分ずつ共有
(発表者ノート)声に出すと、書き漏れに自分で気づく。

## 28枚目
ROADMAP
自分の止まる場所は、どの回で作るか
第1回で選んだ止まる場所は、その段階の回で作る。それまでの回で、その準備をする。
集客・つながる
第3回 登録の入口 第4回 顧客の分類
購入
第5回 配信 第6回 分岐 第7回 メニュー・自動応答 第8回 予約と問い合わせ
リピート
第9回 再来の呼びかけ
目標の測定
第10回 効果測定 第12回 運用計画書
今日の整理シートは、どの回でも使う。使う機能に印がついていれば、その回で設定に入れる
(発表者ノート)各自の止まる場所が、その人の本番の回。

## 29枚目
NEXT
今日できたものと、次回
今日できたもの
次回 | 第3回
使うツールの整理シート(初稿)
登録してもらう入口をつくる
いま持っているもの、使う機能、既存システムをつなぐか、
初期設定の担当と期限、通数の見込みを書いた。
店頭、広告、紹介、Webのどこに登録の入口を置くかを決め、入口ごとの登録者数を数えられるようにする。
2枚目が完成した。次は3枚目をつくる
(発表者ノート)初期設定は次回までに各自で進める。

第2回 構成案

講義とワークの進行/6,299文字

---
tags:
  - リスキリング
  - 講座設計
  - 教材制作
status: 構成案・レビュー前
---

> 最終更新: 2026-09-08(v3。第1回v2に合わせて全面改訂)

## 第2回:マーケティング基盤の構成と連携範囲

構成案 v3。第1回の構成案v2(講座の前提を冒頭に置く。第1回はツールを触らない)を受けて、第2回は「この講座で使うツールを用意して、初期設定を終える回」と位置づける。受講者の直す場所が集客でも購入後でも、この回の内容は同じ。

v1・v2は、第1回の料理教室の例を「LINEがない教室」にした流れの上に組んでいた。v3ではその筋を捨て、第1回v2の例(体験当日の案内のあと後追いがない → 翌日と数日後に後追いを送る)を受ける。仕分けは「使う/使わない」の2つだけにし、設計する回の割り当てや「あとで」の区分は入れない。

成果物は「使うツールの整理シート」(申請書類ではT02)。[記入用シート(ブラウザ版)](dashboard/t02-worksheet.html)、[記入例](dashboard/t02-example.html)、スライド(`slides/lesson-02/build_day2_v5.js`)はv3で制作。

## この回のゴール

**公式LINEと配信ツールの違いを説明でき、自社で使う機能、既存システムとつなぐかどうか、初期設定の担当と期限を1枚に書ける。**

- 対象:第1回と同じ。ツールの契約・操作経験は前提にしない。
- 前提:この講座は、公式LINEに配信ツールをつないで運用する。ツールを比較して選ぶ回ではない。
- 時間:講義30分+ワーク30分=60分。
- 成果物:使うツールの整理シートの初稿。①いま持っているもの、②使う機能、③既存システムをつなぐか、④初期設定の担当と期限、⑤通数と費用の見込み。
- 準備:第1回の設計図シート。公式LINEの有無、ログインできる人、契約中のツールがわかるメモ。

受講後にできることは、①公式LINEと配信ツールの違いと通数の数え方を説明する、②自社で使う機能に印をつける、③初期設定を担当と期限つきで進める、の3点。

## 第1回からの接続

第1回の最後で「下段に書いた案内は、まだお客さまに届いていない。次回はそれを届けるツールを用意する」と伝えている。第2回はそれを受ける。料理教室の例では、申し込んでいない体験者に翌日と数日後の後追いを送るために、送る場所(公式LINE)と、体験者だけに送る仕組み(配信ツール)を用意する。

## 全体構成・時間配分

| 時間 | 区分 | 内容 | 到達点 |
|---|---|---|---|
| 0〜8分 | 講義1 | 第1回の設計図と、第2回でつくるもの | 今日の位置づけとゴールを理解する |
| 8〜18分 | 講義2 | 公式LINEと配信ツールの違い | 12の機能がどちらにあるかを言える |
| 18〜30分 | 講義3 | 契約・通数と、既存システムをつなぐかどうか | 通数の数え方と、つなぐ・つながないの決め方を理解する |
| 30〜40分 | ワーク1 | いま持っているものを書く | 整理シートの①を記入する |
| 40〜50分 | ワーク2 | 使う機能に印をつけ、既存システムをつなぐか決める | 整理シートの②③を記入する |
| 50〜55分 | ワーク3 | 初期設定の担当と期限、通数の見込み | 整理シートの④⑤を記入する |
| 55〜60分 | 振り返り | 完成チェックと次回への接続 | 使う機能を1分で説明する |

講義の8分・10分・12分は教材設計シートを踏襲。ワークは第1回と同じ型(10分・10分・5分+振り返り5分)。初期設定の実画面(アカウント基本設定・応答設定・権限設定)は別動画の実画面録画にし、本編ではチェックリストの項目だけを示す。

## 講義1:第1回の設計図と、第2回でつくるもの(8分)

### 1-1. 第1回で決めたこと(2分)

- 設計図シートに、4段階ごとの現状と理想、止まる場所を1つ書いた。
- 下段に書いた案内は、まだお客さまに届いていない。届けるには、送る場所と送る仕組みが要る。
- 料理教室の例:申し込んでいない人に、翌日と数日後に後追いを送る。これを届けるために、今日はツールを用意する。

### 1-2. 今日つくるもの(2分)

- 整理シートの記入例(料理教室)を見せる。
- いま持っているものを書き出す。使う機能に印をつける。既存システムをつなぐか決める。初期設定に担当と期限を付ける。

### 1-3. ツールは2つ(4分)

- 公式LINE:お客さまとやり取りする場所。登録してもらい、案内や配信を送る。1対1のチャット、一斉配信、自動応答、メニュー、あいさつメッセージが使える。
- 配信ツール:公式LINEにつないで使う。相手ごとに送り分ける、順番に送る、予約を受ける、どの入口から来たか数える。
- 予約台帳やExcelの顧客リストなど、すでに使っているものは「既存システム」と呼ぶ。LINEとつなぐか、転記で回すかを今日決める。
- 章題は業務名で統一し、口頭と実画面では製品名を扱う。

## 講義2:公式LINEと配信ツールの違い(10分)

### 2-1. 公式LINEでできる5つ(3分)

1対1のチャット、一斉配信、キーワードへの自動応答、トーク画面下のメニュー、友だち追加時のあいさつメッセージ。公式の有料オプションで顧客台帳やフォームも足せるが、この講座では配信ツール側で扱う。

### 2-2. 配信ツールで足せる7つ(4分)

登録経路の計測、回答フォーム、送り分け(タグ)、順に送る配信、予約受付と前日の知らせ、メニューの出し分け、友だち情報欄。12の機能を一覧表にして、どちらにあるかを示す。

### 2-3. 送る画面は1つに決める(1分)

公式LINEの管理画面と配信ツールの両方から返信すると、履歴が2か所に分かれる。配信ツールをつないだら、送る画面は配信ツールにする。

### 2-4. 料理教室の例(2分)

申し込んでいない体験者に翌日と数日後の後追いを送るには、体験者だけに送る必要がある。公式LINEの1対1チャットで手で送るところから始め、人数が増えたら配信ツールの送り分けを使う。料理教室が使う機能に印をつけた例を見せる。

| 機能 | どちらにあるか | 使うか | 理由 |
|---|---|---|---|
| 1対1のチャット | 公式/配信ツール | 使う | 体験後の後追いを、まず手で送る |
| 一斉配信 | 公式/配信ツール | 使う | 翌月の日程を会員に送る |
| 自動応答 | 公式/配信ツール | 使う | 料金・アクセスの質問に返す |
| メニュー | 公式(出し分けは配信ツール) | 使う | 体験日程、料金、アクセス、質問の入口 |
| あいさつメッセージ | 公式 | 使う | 登録直後に体験日程の見方を送る |
| 登録経路の計測 | 配信ツール | 使う | SNSと店頭のどちらから来たか数える |
| 回答フォーム | 配信ツール | 使う | 体験の申込を、いまの予約フォームから移す |
| 送り分け(タグ) | 配信ツール | 使う | 体験者と会員を分けて送る |
| 順に送る配信 | 配信ツール | 使わない | 今は手で送る。人数が増えたら見直す |
| 予約受付・前日の知らせ | 配信ツール | 使わない | 体験は月2回の固定日。申込はフォームで足りる |
| メニューの出し分け | 配信ツール | 使わない | 会員区分が1つ |
| 友だち情報欄 | 配信ツール | 使わない | 顧客リストはExcelのまま |

## 講義3:契約・通数と、既存システムをつなぐかどうか(12分)

### 3-1. 契約と通数の数え方(4分)

- 公式LINEと配信ツールは別々の契約、別々の料金。費用は分けて確認する。
- 送れる通数は両方の上限に従う。片方が尽きた時点で送れない。配信ツール経由の配信は両方の枠を使う。
- 通数を使うのは、こちらから送る配信(一斉配信、順に送る配信、リマインド、個別トークからの送信、テスト送信)。あいさつや自動応答など、お客さまの操作に返すものには通数を使わないものがある。複数の吹き出しを続けて返す設定では2つ目以降を数えることがあるので、開設後にテストで確かめる。
- 必要通数は「1人あたりの月間配信数 × 月間の登録者数」。「1人に1日3通のシナリオへ月500人が入ると、その日だけで1,500通」で桁を持ってもらう。
- プランは上げると戻せない場合がある。料金、無料期間、解約の条件は変わるので、シートには金額を書かず、確認先と確認日を書く。

### 3-2. 連携でやり直しがきかない操作(3分)

- ツールを替えたあと、旧ツールを解約し忘れる。連携を切っても料金は止まらない。
- 元に戻せるか確かめずにツールを替える。同じ公式LINEに再連携できない場合がある。
- 無料期間の終わりを月末で数える。契約日が基準。
- 操作の手順は実画面録画に任せる。

### 3-3. 既存システムをつなぐかどうか(5分)

予約台帳、レジ、顧客リスト、会員サイトなど、いま使っているものごとに決める。選ぶのは3つ。

- つながない:LINEとは別のまま運用する。決済や会計はここ。
- 手作業でつなぐ:URLの案内、CSVの出し入れ、転記で回す。月の件数が少ないうちはここから。
- 配信ツールで置き換える:紙の予約台帳を配信ツールの予約受付にするなど、機能で置き換えられるもの。

「開発してつなぐ」はこの講座では扱わない。件数が毎日の転記になって回らなくなったら、何を・どちら向きに・どの頻度で、を書いて専門家に相談する。

料理教室の例:いまの予約フォームは配信ツールの回答フォームに置き換える。Excelの会員リストは月20件未満なのでCSVで手作業。現金と振込の決済はつながない。

## ワーク:使うツールの整理シートを書く(30分)

### ワーク1:いま持っているもの(10分)

整理シートの①に記入する。公式LINE(有無、認証、ログインできる人)、配信ツール(有無、プラン、課金日)、予約の受け方、決済、顧客リスト、ホームページとSNS、顧客情報の置き場所。分からない項目は「要確認」と書き、誰に聞くか、どの画面を見るかを添える。

### ワーク2:使う機能と、既存システム(10分)

- ②:12の機能に「使う/使わない」の印をつけ、理由をひとこと書く。迷ったら「使う」にする。機能は後から外せる。
- ③:既存システムごとに「つながない/手作業でつなぐ/配信ツールで置き換える」を選び、理由をひとこと書く。

### ワーク3:初期設定と通数(5分)

- ④:初期設定チェック(アカウント基本情報、あいさつメッセージ、応答設定、権限・管理者、メニュー、プロフィール、送る画面を1つに決める)で、未設定の項目に担当と期限を書く。
- ⑤:1人あたりの月間配信数 × 見込み登録者数。数字がなければ「要確認」と確認先。費用は金額を書かず、確認先と確認日。

### 振り返り:完成チェック(5分)

- [ ] いま持っているものと、顧客情報の置き場所が書けている。不明な項目には確認先がある。
- [ ] 12の機能すべてに「使う/使わない」の印と理由がある。
- [ ] 既存システムごとに、つなぐかどうかと理由がある。
- [ ] 未設定の項目に担当と期限がある。
- [ ] 通数の見込みか「要確認」がある。金額は確認先と確認日で管理している。

最後に「公式LINEで使う機能、配信ツールで使う機能、つながないもの、最初に設定すること」を1分で説明する。

### 振り返り:次回への接続

- ツールが決まり、初期設定の担当と期限が決まった。
- 次回(第3回)は、店頭・広告・紹介・Webのどこに登録の入口を置くかを決め、入口ごとの登録者数を数えられるようにする。
- 自分の止まる場所を作る回は第1回の最後に示したとおり。集客・つながるは第3回と第4回、購入は第5〜8回、リピートは第9回。

## 整理シートに必要な項目(記入版の構成)

1. いま持っているもの(公式LINE/配信ツール/予約/決済/顧客リスト/ホームページ・SNS/顧客情報の置き場所)
2. 使う機能(12行 × 使う/使わない、理由)
3. 既存システムをつなぐか(つながない/手作業でつなぐ/配信ツールで置き換える、理由)
4. 初期設定チェック(7項目・済/未・担当・期限)
5. 通数と費用の見込み(配信数 × 登録者数/確認先・確認日)
6. 不明点と確認先、1分で説明する欄

今回つくるのは初稿。第3回以降で変わったら更新し、第12回の運用計画書に統合する。

## 実画面録画(別動画)

- 対象:アカウント基本設定・応答設定・権限設定。
- 粒度:画面遷移、入力値、確認ポイントを、担当者が変わっても再現できる形で残す。
- 講義3-2とワーク3のチェックリストから参照する。本編の60分には含めない。

## この回では扱わないこと

- ツールの比較と選定。公式LINEに配信ツールをつないで運用する前提で進める。
- 外部システムとの連携の開発、API設定:講座全体で対象外。
- 登録の入口と経路の計測:第3回。タグと顧客分類:第4回。配信文とシナリオ:第5回・第6回。
- 各ツールの料金・条件の断定:変わるため、確認先と確認日で扱う。

## 参照元と制作上の扱い

- [公開ダッシュボードのカリキュラム](https://r274-dm-course-dashboard.pages.dev/#curriculum):第2回の正式テーマ「公式LINE・配信ツールの初期設定と外部連携範囲の判断」、60分構成、外部連携は「判断まで」の対象外範囲。
- [[260903_教材設計シート_全12回]]:第2回の学習目標、講義3章の時間配分、ワーク案(機能ごとに使う/使わない/連携検討)、実画面録画の対象。
- [[260905_第1回_デジタルマーケティングの全体設計_構成案]]:第1回v2の前提と料理教室の例。
- 研修①「LINE公式との違い」「LINE公式の主な機能」「全機能一覧」:講義2の一覧表。
- WS 003「LINE公式アカウントとLステップの契約・連携・通数の注意点」、WS 004「無料期間を使ったテスト構築・データ移行・解約手順」:講義3-1・3-2。

正式テーマ、時間枠、3章構成は既存案を維持。既存WS素材は構築代行者向けのため、主語を自社の実務担当者に書き換え、クライアントへの費用説明・案件獲得の話は含めない。金額、プラン名、無料期間の日数は教材本文に固定で置かない。